← 教材一覧・トップへ朝礼5分教材 / 移動式クレーン
荷が浮くとき、車体はどうなる?
既存の「転倒を体験」シナリオを使い、作業前の見落としについて話し合う教材です。新人の一人学習にも、教育担当者の朝礼進行にも使えます。
学習用の簡略モデルです。表示値やデモの結果は実作業の吊上げ可否判定・安全保証に使えません。資格教育や実機訓練の代替ではありません。
教材URL: https://anzen-simulator.benriwork.jp/lessons/crane-tipover
進行前の準備: 対応ブラウザーでデモの起動を確認し、画面共有または投影を準備してください。起動しない場合も、この台本で予想と確認の話し合いを進められます。
1 / 4 ・同じタブでは続きから再開できます。進み具合はこの端末のタブ内だけに保存します。
0:00–1:00 / 約5分の進行目安
1. 危険を予想する
問い: 荷が浮くとき、荷だけでなく車体には何が起きるでしょう?
進行役の台本
「アウトリガーの張り出しを小さくし、保護機能を解除した危険な設定のデモを見ます」と伝え、各自の予想を一言ずつ聞く。危険な設定を現場で再現しない。
考えるポイント
荷を吊る前と、荷の重さがクレーンにかかった後の違いを予想する。
1:00–2:00 / 約5分の進行目安
2. 動きを観察する
問い: 荷が浮き始めたとき、車体・支持部・警告表示はどう変わりましたか?
進行役の台本
「転倒を観察」の自動デモを開始。操作せず、荷と車体、安定余裕や警告表示を見る。必要なら同じ体験を最初から再生する。3Dが起動しない場合は「荷が浮くと荷重がクレーン側にかかり、車体が傾く」という観察の要点を読み上げる。
観察する動き
最初は静止し、ワイヤーがたるんだ後に巻き上げが始まる。荷重がかかると、車体が傾き転倒に至る。
転倒の自動デモを開く →2:00–4:00 / 約5分の進行目安
3. なぜ起きたかを話す
問い: 荷の重さだけを確認すれば十分でしょうか? どの条件を見落としていましたか?
進行役の台本
観察した事実と予想を比べる。「作業半径、アウトリガーの張り出し、設置状態、保護機能を含めて確認が必要」とまとめる。デモの数値から現場の吊上げ可否を判断しない。
理由・解説
吊り荷が車体を倒そうとする作用と、車体・支持部が支える作用の関係を簡略化して示した教材。荷が浮いて荷重を受け持つと、危険な設定の影響が現れる。
4:00–5:00 / 約5分の進行目安
4. 最後に確認する
問い: 今日の現場で、吊り上げる前に誰と何を確認しますか?
進行役の台本
参加者に確認事項を一つ挙げてもらう。不明な条件や警告があるときは作業を進めず、担当者に確認することを共有して終了する。
確認する事項
荷の重量と玉掛け、作業半径と機種の条件、アウトリガー・地盤・水平、周囲の人や障害物、保護機能、合図と役割分担。実作業は実機の取扱説明書・定格荷重表・作業計画と現場の指示で確認する。
今日の確認事項を一言で共有したら、この教材は完了です。